プニュタのブロマガ ポケモン初代RTA ニドキングチャート お月見山付近の狩り

※注意

この記事は私が書いたものではありません

かつてポケモンRTA界隈で無双したプニュタというプレイヤーが2015年1月に書いた記事です

1刻みの数字の管理に基づいたリスクリターンのやり取り、初代の面白さがよく表れた、素晴らしい文章です 

私は当時の彼の放送を見て、この記事を読んでRTAを始めました

彼の性格上ブロマガの移管などというめんどうなことは絶対にやらないと思うので勝手に持ってきました

 

 

 

以下本文

 

ポケモン初代RTAニドキングチャートの最適化により劇的に早くなり、並走ではニドキングのほうが安定して早いとまで言われている。ニコ生記録も2:00:52と更新され、外部の記録でも2:02:04と従来のニコ生記録より早いタイムが出るようになってきている。しかし、ニドキングチャートをやっている人が少ないのでチャートにまだまだ差があり、最速のパターンがよく分かっていない。特に序盤の狩りは本当に人それぞれで決して最適化されているとは言い難い。(もちろん何を重視するかによって狩りも大きく変わってくる)参考までに、以下に自分が実際にやっている狩りのパターンや、他の人がやっているパターンのメリットデメリットを述べる。

 

1. 3番道路の2択トレーナーを下、水鉄砲をカットしお月見山の理科系とミニスカを狩り、さらに経験値をlv3なら177、lv4なら138を野生エンカから取得する。ハナダ上の山男は上選択

個人的に一番気に入っているパターン。主なメリットはハナダライバルのピジョンをつのでつくで確定3、カスミのヒトデマンをあばれるで確定1、イワヤマトンネルのナゾノクサをあばれるで確定1にすることができる。過剰に狩っていると思われがちだが、あばれるの早期取得にや中盤の安定によりタイムはそこまで遅くならない。さらに採用できるニドランオスの個体の幅も広がる。あくまでも個人的意見だがポケモンRTAはリセゲーするよりも走る回数を増やしたほうがいいと思っているのでAが平均並でも走れるこのパターンは本当によく使っている。タマムシin最速は57:15

 

2. 3番道路の2択トレーナーを下、水鉄砲をカットしお月見山の理科系とミニスカを狩る。野生エンカは狩らない。ハナダ上の山男は上選択

割と中途半端なパターン。前の狩りと比較するとピジョンは乱数3発、ヒトデマンはAの個体値が14か15以外は乱数、とくにAが9以下ならヒトデマンに1回攻撃を耐えられる確率が28%と倒せる確率が一気に減る。耐えられたら即負けって訳ではないけど。Aが10以上ならかなり高確率で倒せる。ナゾノクサも乱数になり、不安定度を増す。ポケモンを3匹かるのに15秒くらい、ポケモンを2匹狩るのに10秒くらいしかかからないことを考えると、Aが高い場合を除いて狩ったほうがいい場合が多い。どうせお月見山は野生とエンカするんだし。タマムシin最速は57:03

 

3. 3番道路の2択トレーナーを下、水鉄砲を入手しお月見山の理科系、ミニスカ、山男を狩る。野生エンカは狩らない。ハナダ上の山男は下選択。6番道路の道中で経験値を狩ればマチスビリリダマ前でlv28になりあばれるで確定1発

さすがに過剰に狩っているイメージが強いパターン。さらに暴れるを早期取得することが出来き、必要なレベルも十分に確保できるがそれは水鉄砲回収なしで177経験値いれれば十分なので時間を使いすぎている。Aがよっぽどひどいときや並走用として私は使っている。

 

4. 3番道路の2択トレーナーを下、水鉄砲をカットしお月見山のミニスカのみ狩る。野生エンカは狩らない。ハナダ上の山男は上選択

ここまで狩りを減らしたものは検証していないのでよく分からないが、パターン1と比べると狩るトレーナーが1人少ないので単純計算で1分近くその段階では早くなる計算にはなる。もちろんその後戦闘がスムーズにはいかないのでその辺で差はでてくると思うけど。さらに上に前述したピジョンヒトデマンナゾノクサ戦闘はすべて微妙なものになる。不思議なアメを使うのはどのタイミングなのかよく分かっていない。あばれるの取得タイミングが遅れる。情報求む

 

5. 3番道路の2択トレーナーを下、水鉄砲を入手しお月見山の理科系のみ狩る。野生エンカは狩らない。ハナダ上の山男は下選択(この手順なのかが怪しい)

上のパターンと違い、水鉄砲を回収することによってハナダ上の山男をスムーズに狩れるようにしている。狩りを減らす場合は水鉄砲を回収したほうがあばれるの習得タイミング的によいと個人的には思っている。やっぱり不思議なアメのタイミングはよく分からない。これも暴れるの取得タイミングが遅れる。情報求む タマムシin最速は57:01?もしタマムシin最速が56分前半とかならこの狩りをパターン減らす一択だった。

 

 大体この5パターンが考えられる。これだけ様々な狩りが考えられるのは初代ニドキングチャートの奥深さを表していると思う。やってみて思ったけど本当に初代は面白い。


 これだけ色々狩りパターンがあるが、個人的にはカスミスターミー前でlv25になっているものが実用的だと考えてる。(カスミ前でいれかえ戦法にするなら別だけどそうするとさらに狩りありのパターンとの差がなくなっていく)lv24だとあばれる2発で倒せる確率がかなり下がるし、スターミーに対してS勝てる個体も減りすぎる。もちろん勝つまでリセゲーすればいいのかもしれないが、RTAに使える時間は限られてるしなにより私自身がリセゲーを好まないというのもある。あと序盤の狩りを減らしてもその後の戦闘で少しずつ差が縮まってしまい、最終的にタマムシinのタイムがほぼ変わらなくなっているのも面白い。もちろん狩りが少ないほうが早いのは当たり前なので、お月見山の狩りを1回減らしてスターミー前でlv25になるようなパターンがあるならそれにシフトしていく可能性もある。ヒトデマン1発で倒せる確率はAが10以上なら95%を越えるし、ナゾノクサでの乙はしょうがないと割り切るというのも見える。

 

ちなみに海外の狩りは自分と同じようにかなり狩っているが、これは海外はシルフスコープ区間が全部カットできるので終盤でのレベルが足りなくなるからである。とくにポケモン屋敷で野生とエンカしてしまうようになるのがいただけない。序盤の安定と終盤の安定を買うためにお月見山の狩りを増やすのは妥当な判断だといえる。

狩りのパターンはまだこれ以外にもあると思うし、自分だけではとても全部検証しきれない。他の人と協力してこの辺をつめていけたらいいと思う。